Systemaflow^®は、不適合報告、原因調査分析、不適合対応、再発防止策といった品質是正処置業務における入力情報を、関係者や管理者へメールで回覧するとともに、その承認をオンラインで実現します。
承認・回覧先は、品質是正処置業務や不適合の重要度に応じて設定することが可能です。たとえば重要度が高い不適合報告を即時に経営層まで連絡するよう設定できます。

各障害管理プロセスの承認した証跡はデータベースに保存されますので、管理部署や監査部署においてその承認証跡を確認することが可能です。

承認・回覧先ルートの宛先には「個人名」による指定のほか、「役職名」や品質管理部署など「グループ単位」の指定も可能です。このような設定方法により、人事異動などに伴う承認・回覧ルートのメンテナンスを軽減します。

Systemaflow^®への情報登録は、Webブラウザから直接入力するだけでなく、 Excel^®で作成された申請書をアップロードして登録することも可能です。
たとえば、海外拠点や関連企業などからExcel^®で不適合報告書を受領し、それをSystemaflow^®にアップロードして管理することができるようになります。

Systemaflow^®では、各担当者が入力した情報から、 Excel^®形式の報告書を自動作成することができます。その際レイアウトは、現在お客さまが利用しているExcel^®報告書のレイアウトをそのまま利用することができます。

Systemaflow^®にログインするためのログインパスワードは、お客さまが業務システムで利用しているActive Directory^®と連携することができます。これにより、現在の業務システムで使用しているパスワードをそのままSystemaflow^®でも使用することができます。

製品の不適合が発生したときに、他のシステムから不適合情報を自動入力するためのインターフェースを提供します。これにより、お客さまのシステムで検知した不適合情報をSystemaflow^®に自動入力させ、復旧、再発防止などの障害管理プロセスの実行を促すことが可能となります。

Systemaflow^®は、他の業務システムと連携するためのアドオン機能を公開していますので、他システムとの連携機能を開発、追加することができます。
たとえばSystemaflow^®で、製品の不適合を是正するための作業手順書を承認させ、承認完了時にその作業手順書を担当者のファイルサーバに自動でアップロードする、といったことが自動化できるようになります。