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卸電力取引市場価格の見通し分析サービス 概要

電源開発に取り組む発電事業者の皆さまに対して、事業の実施を予定する電力管内の需要と供給のバランスから、中長期的な卸電力取引市場の約定価格見通しを評価します。本サービスを用いてFIP電源における将来のプレミアム価格の見通しを評価することも可能です。

背景

再生可能エネルギーの導入・拡大に伴って、一部の地域では特定の時間における電力供給量が需要量を上回る“電力供給過多”による再エネの出力抑制(制御)が実施され、出力抑制は将来さらに増加することが見込まれています。

このような“電力供給過多”の時間においては、卸電力取引市場価格(kWh市場価格)は最低価格の0.01円/kWhとなり、非FITの発電事業やFIP制度を利用する一部の発電事業者の事業リスクとなる可能性があります。

本サービスでは、これらの事業を検討する皆さまに対して、複数のシナリオに基づく中長期的なkWh市場価格の見通しを分析し、事業リスクの評価を行います。

サービス概要

サービスの特徴


  • 複数のシナリオの下、最長2050年度まで詳細(365日、1時間ごと)に計算可能
  • 地域間連系線による市場分断を考慮した電力エリアごとの市場価格の分析が可能
  • 本分析を通してFIP制度下におけるプレミアム価格収益の見通しを算出することが可能

対象


  • 火力発電事業(水素・アンモニア発電・CCUS活用を含む)を計画している発電事業者
  • 太陽光・風力・バイオマス発電など、再エネ発電事業でFIP制度の利用を計画している発電事業者
  • FIT買取期間終了後の再エネ発電事業を検討、または非FITでの事業を計画している発電事業者
  • 炭素価格・CO2排出量を考慮した中長期的な卸電力市場価格の見通し・事業リスクを整理したい事業者

サステナビリティコンサルティング第1部、第2部03-5281-5282

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