- 概要
- 解析事例
疲労・応力腐食割れ・腐食疲労・クリープ疲労き裂進展を考慮したき裂進展のパラメータスタディを、容易に行うためのき裂進展解析システムをご紹介します。
疲労、応力腐食割れ、腐食疲労、クリープ疲労き裂進展等による想定外のき裂の進展は、機器や構造物の破壊という重大な事故につながりうるため、適切に評価し事故を未然に防止することが重要になります。しかし、き裂の進展は「ばらつき」の大きい事象であるため、複数の条件を仮定した解析を多数実施すること(パラメータスタディ)が必要になる場合があります。
本ソフトウェアは、このような疲労、応力腐食割れ、腐食疲労、クリープ疲労き裂進展を考慮したき裂進展のパラメータスタディを、容易に行うことを目的に開発された、き裂進展解析システムです。
特徴
- 疲労、応力腐食割れ、腐食疲労、クリープき裂進展等、様々なき裂進展メカニズムに対応することが可能です*。
- 評価対象物の材料特性値、対象物に作用する応力、検査により発見されたき裂の寸法等、あらゆるパラメータを対象にしたパラメータスタディを容易に実施することが可能です。
- 解析結果はMicrosoft Excelに取り込み、可視化処理や統計処理を行うことが可能です。原子力発電プラント等のき裂進展解析で使用されている、信頼性の高い解析アルゴリズムが使用されています。
- 原子力発電プラント等のき裂進展解析で使用されている、信頼性の高い解析アルゴリズムが使用されています。
- 当社にて全ての開発を実施しているため、機能改良等のニーズにすばやく対応することが可能です。
- システムのパッケージ販売だけではなく、委託解析業務も実施しています。
- *一部のき裂進展メカニズムについては、今後の開発予定項目になっています。
お問い合わせ
担当:サイエンスソリューション部
関連情報
おすすめソリューション
確率論的破壊力学コード「PASCALシリーズ」に関するソリューション
独立行政法人 日本原子力研究開発機構殿にて開発された「PASCALシリーズ」を用いて、配管・圧力容器等の静的機器の余寿命(破壊確率)を定量的に評価するための各種ソリューションをご提供します。
汎用有限要素法解析コードAbaqusを用いた溶接残留応力解析に関するソリューションをご提供します。
重合メッシュ法によるき裂進展解析システムに関するソリューション
東京理科大学菊池研究室にて開発された重合メッシュ法によるき裂進展解析システムに関する解析実績をご紹介します。