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EA手法による情報化戦略策定支援 サービスメニュー

情報化戦略策定におけるPDCA

図表1

拡大図

弊社の考えるEAのPDCAとは、EA本来の目的に照らし合わせモニタリング、コントロールを主眼に、現状から理想目標に至る時系列的な関係の明確化と改善プロセスを確立(Plan)し、組織のミッションや技術の変化に応じた情報システムの構築と運用形態を導入(Do)をおこないます。さらに、システムの運用にあたっては、新たに生じた個々の業務での不都合などを把握(Check)しつつ随時システムの改善を行い、あわせて、あるべき方向性を示し、これに沿って改善を繰り返す(Action)ことであります。

ここで支援する情報化戦略策定は、情報化実施における初めの段階に位置付けられ、今後取組んでいくべき次期システムの構築にかかわる調達、次期システムの構築・運用、これにともなう導入後の効果測定などの方向付けを行う重要なフェーズであると考えられます。

本作業における成果

EAでは業務・システムに関する組織的な改善活動に道筋を立てます。すなわち、業務・システムの現状(As Is)モデルを整理し、次に理想と考えられる目標(To Be)モデルを設定し、現状から理想目標に至るための移行計画を次期モデルとして策定します。次期モデルが実現されれば、それは現状モデルとなり新たな理想目標が設定されます。このような改善サイクルを組織的に継続することにより、組織の戦略とITの乖離を抑制するとともに組織のIT成熟度を向上させることが可能となります。

また、業務・システムの最適化を実現するために、効率ないし効果を極大化させるとともに、要求されるセキュリティレベルを決定し、これを確保する必要があります。この2つの要求は、ある局面においては相反する場合があり、逆に、別の局面では調和するものとなります。上記を実現するため、本調査研究業務においては、エンタープライズ・アーキテクチャと対になる、「セキュリティ・アーキテクチャ(SA)」の概念を導入し、当該業務において最適化計画策定の際に分析・検討すべきポイントを整理いたします。

図表2
図表3

関連情報

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