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ガス管路系流体解析プログラム u-FLOW®/GL 解析事例 事例紹介

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ガス管路系非定常解析プログラムu-FLOW/GLは、ガス管路系内の過渡的な流動状態の変動を解析するために、当社が開発したプログラムです。

u-FLOW/GLは、ネットワークを含むガス管網のほか、換気ダクト系等のガス単相の圧縮性流れの過渡変化を対象としています。制御弁を設定することにより、複雑な制御系のシミュレーションが可能です。

ここでは、ガス導管網を対象に、緊急時の想定として遮断弁が作動した場合に、末端部ではどのような影響を受けるか解析した事例を紹介します。

ガス管路系流体解析プログラム u-FLOW®/GL

可能性と提供サービスの紹介

ガス事業制度改革により、年間契約ガス使用量が10万m3以上の需要家までガスの小売自由化が進んでおります。それにともない、効率的なガス供給基盤の整備とその有効利用の促進を目指し、“ガス導管事業”の創設や導管の託送ルールの充実・強化が図られています。

このように新しいガス事業制度の導入にともない、ガスの区域外供給や導管の相互連結・相互利用が盛んになるしたがい、ガス導管網の運転・保守・拡張計画の検討が重要となります。

例として

  • 管径の変更、ガス供給量や需要家の消費量変動等の影響
  • 弁の開閉や緊急遮断に伴う、ガス導管網の流動の過渡変化
  • 配管の破断や流体機器の誤作動の影響 等

について、u-FLOW/GLを利用することにより検討が容易になります。

また、ガス事業制度改革の目的のひとつが、天然ガス利用の拡大(天然ガスシフト)ですが、LNGパイプライン敷設の制御機器の設定点の変更や、ラインの切り替え、起動・停止のシミュレーションについて、u-FLOW/GLは数多くの実績を有しています。

以下は、ガス導管網における緊急遮断時の影響についてのシミュレーション例です。

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お問い合わせ

担当:サイエンスソリューション部

03–5281–5311

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