独立行政法人 物質・材料研究機構 計算材料科学研究センターと株式会社 みずほリサーチ&テクノロジーズで、量子・古典融合型分子動力学法プログラムであるマルチスケールシミュレーターの共同研究開発を行っています。
概略
このシミュレータは、量子力学(第一原理計算、TB法)、古典力学(古典MD)、連続体力学(有限要素法)を融合するマルチスケール・シミュレーション・プラットフォームを目指しています。

特徴
- 量子分子動力学(第一原理計算、タイトバインディング法)、古典分子動力学を融合したシミュレーションが可能です。
- 各手法の融合シミュレーション、単体シミュレーションが可能です。
- 量子・古典融合手法として、線形補間法、SPLAM、LMM、LAM等の手法が利用可能です。
- 融合手法として線形補間法を用いる場合は、動的な領域分割が可能です。融合手法が線形補間法、SPLAM、LMM、LAM等の場合は、静的な領域分割に対応しています。
関連情報
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物質・材料設計のための要素技術(シミュレーション、データベース、データ解析、ユーザ・インターフェース等)を統合化し、コンピューターによる仮想実験が可能な材料設計システムの研究開発を行っています。