中文版ページ:Here is the Chinese pages.
シールドトンネルの断面力を解析するプログラムです。「村上-小泉法」に基づき横断方向通常版、横断方向逐次版、縦断方向解析版があります。
Moleman-iの概要
当社においては、村上氏(早稲田大学 名誉教授)、小泉氏(早稲田大学 名誉教授)により提案されたM-K法を用いた、シールドトンネル断面力解析システム「Moleman-i」を開発・販売しています。Moleman-iの特徴としては、以下の図に示すように、シールドトンネルの特徴である、「セグメント継ぎ手」、「リング継ぎ手」、および「千鳥組の添設効果」を考慮することで、従来の慣用法モデル、多ヒンジ系モデル、修正慣用法モデルに比べ、合理的な検討評価を行うことができます。

解析モデルの概念図

Moleman-iの画面イメージ
回転ばね算出モデル
Moleman-iでは村上・小泉(1980)*で提案されている手法を用いてセグメント継ぎ手の回転ばね定数を算出することができます。

回転ばね算出モデルの概念図
- *村上博智、小泉淳:シールド工事用セグメントのセグメント継手の挙動について、土木学会論文報告集、Vol.296、pp.73-86、1980.