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腐食解析システム 概要

異種金属接触腐食に代表されるマクロセル腐食を数値解析を用いてシミュレートするソフトウェアです。電位、電流密度、腐食速度を評価することができ、電気防食設計等に利用できます。

最近、腐食防食工学において数値解析手法の有用性が認識され、非常に関心が高まってきています。

これまでに蓄積してきた研究知見を、研究開発者や設計者、設備管理者が容易に利用できる形態で提供することを目的とした本ソフトウェアにより、マクロセル腐食評価の新しいトレンドが誕生しようとしています。

特徴

本ソフトウェアには、以下のような特徴があります。

  • 腐食性溶液中に存在する様々な対象物の、電位分布および電流密度分布をシミュレーションにより評価。
  • 得られた電位分布および電流密度分布を用いて、最適な防食設計、犠牲陽極の減少速度、異種金属接触腐食速度評価等が可能。
  • 各材料の腐食特性には、分極曲線データを使用。対象物の形状を変更しても、データを再度取得する必要はない。
  • 境界要素法を用いているため、メッシュの作成が容易。
  • 解析の実行をサポートするためのGUIシステムを搭載。

お問い合わせ

担当:サイエンスソリューション部
電話:03-5281-5311

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