事例・実績
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要約
株式会社沖縄物流は、当時、物流が確立されていなかった沖縄県において、食品・日用品を流通させる事業を開始した。十数年前から、社会的な要請もあり、難易度の高い医薬品輸送を開始している。2018年には、GDPガイドライン（医薬品の適正流通基準）が発出され、当該ガイドラインに対応できる施設建設の検討を始めた。そのタイミングで、「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」に採択され、『XDC DivisionⅢ メディカルクールターミナル』を建設・稼働させた。
補助事業開始以降は、多くの視察があり、当施設の需要は益々高まっている。当社の今後の目標は周辺離島へのGDP完全準拠物流の実施である。山口社長と内野常務は「補助事業の実施は、社会的責任を果たすと同時に、企業価値を高められる。当施設竣工後、県の要望で、災害時の備蓄用施設として登録したこともあり、社会的に重要な施設を造ったという手応えを感じている」と語っている。
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