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装置統合制御ソフトウェア PTO™ 導入効果

PTOの導入により、装置製作期間の短縮、および柔軟性やメンテナンス性、流用性の向上による製造コストの削減と、品質向上の両立を図ることが出来ます。

図1

導入のメリット

装置製作期間の短縮

装置内にはさまざまなソフトウェアシステムがあり、それぞれが連携して動作する必要があります。 これらをスクラッチで設計・開発すると膨大な時間とコストがかかるほか、装置リリース時期の遅延や、納入後のトラブル対応に悩まされることになります。

いち早く高品質な完成品装置を市場に投入し、開発コストを回収するために、PTOの適用が効果的です。 スクラッチ開発時と比較し、装置製作期間の短縮が図れ、かつメンテナンス性の向上に寄与します。

多様なニーズに柔軟に対応

国内海外を問わず、エンドユーザの様々なニーズに対応するため、装置リリースごとの個別対応が求められるケースが多々発生します。また市場における競争力向上のため、常に装置の機能改善に取り組むことも重要です。

一方で、度重なる個別対応やシステム改造によりシステムは複雑化し、個別対応によるリリース管理も煩雑になってしまいます。

PTOは、デバイスメーカ固有の要求に対応するための設定項目など、エンドユーザごとに異なる個別対応用の設定を用意しています。60機種以上の装置に実装され、多くのエンドユーザ工場で稼動するPTOを適用することにより、エンドユーザごとの個別対応も安心です。

メンテナンス性と流用性の向上

装置内のシステムは、たび重なる場当たり的な機能追加や改造などによって巨大化、複雑化し、もはや流用や改造ができなくなってしまう場合があります。

PTOでは、装置内のさまざまなソフトウェアシステムをフレームワーク上で一元管理しており、機能追加やカスタマイズソフトもビジュアルに管理可能。新機種開発時における、旧装置のシステム流用も容易です。

また、PTOの"Deployment"コンセプトにより、装置リリースごとの機能や設定を個別に維持管理することができ、いつでも個別先の仕様や設定を呼び出して機能追加やオプション部品の取り付けなどを実施することが出来ます。


  • *PEER Group®は、カナダ The PEER Group Inc.社の米国およびカナダにおける登録商標です。
  • *PTO™、PFAT™は、カナダ The PEER Group Inc.社の米国およびカナダにおける商標です。
  • *その他記載の製品、サービス名は各社の商標または、登録商標です。

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