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COMSOL Multiphysics® マルチフィジックスシミュレーションソフトウェア 適用事例

適用事例

当社では、様々な専門分野においてCOMSOL Multiphysics®を用いた受託解析やモデル開発を行っております。本ページでは、これまで開発したモデル事例の一部として、メタネーション反応器やリチウムイオン二次電池、電気めっきや加熱制御にCOMSOL Multiphysicsを適用した事例を紹介します。

適用事例(1):メタネーション反応器のシミュレーション

カーボンニュートラルの実現に向けた技術として、CO2とH2からメタンを合成するメタネーションが注目を集めています。メタネーション工程の高効率化に向けては、リアクタ内の温度の適切な制御が必要です。この事例では、COMSOL Multiphysicsを用いてメタネーション反応器を模擬した流体・伝熱・化学反応の連成解析モデルを作成し、その高効率化に向けた適切な運転条件を検討した事例を紹介します。

図01

適用事例(2):リチウムイオン二次電池シミュレーション

リチウムイオン二次電池は民生用機器に幅広く利用されており、今後は車載用・大規模蓄電用として性能向上、安全性とコスト低減が求められています。この事例では、COMSOL Multiphysicsを用いたリチウムイオン二次電池内の電気化学反応、物質輸送、熱伝達の連成モデルの適用による、(1)実サイズのラミネート型セルの性能解析、(2) 組電池の不良セルの影響解析の2例を紹介します。

図02

適用事例(3):電気めっき解析による膜厚分布予測

COMSOL Multiphysicsを電気めっき解析に適用した解析事例を紹介します。この事例では、(1)フロントグリルのめっき膜厚分布予測、(2)基板めっきにおけるパターン率の適用、(3)変形メッシュを用いた非定常めっき膜成長シミュレーション、の3例を紹介します。尚、(2)では、基板上の配線パターンを近似化するパターン率自動算出ソフトについても紹介します。

図03

適用事例(4):金型加熱の制御シミュレーション

COMSOL MultiphysicsはMATLAB®/Simulink®との親和性が高く、Simulinkのブロック線図によって作成された制御モデルの一部をCOMSOL Multiphysicsの物理シミュレーションに置き換えることによって、より現実に近い制御シミュレーションが可能となります。この事例では、圧縮成型時の金型加熱において、温度均一化を目的とした制御シミュレーションについて紹介します。

図04

その他事例

  1. 1)COMSOL社事例
    COMSOL社が作成した解析モデル集であるアプリケーションギャラリーはこちら
    https://www.comsol.jp/models/
  2. 2)ユーザー事例
    COMSOL Multiphysicsユーザーの成功事例はこちら
    https://www.comsol.jp/stories/
  3. 3)プレゼンテーション資料
    COMSOL Conferenceにて発表された資料はこちら
    https://www.comsol.jp/papers-presentations/
  • *SimulinkはThe MathWorks, Incの登録商標です。