自分らしく、活き活きと働く

当社では、多くの女性社員が活躍しています。
ここでは3名の女性社員が登場し、携わっている仕事のこと、そのやりがい、
また社風や制度・環境まで、彼女たちの取り組みを紹介します。

  • コンサルタント
  • システム
    エンジニア①
  • システム
    エンジニア②
  • コンサルタント

    コンサルティング、
    官公庁への出向、
    人事部での経験。
    これまでの学びやサポートに感謝して、
    自分の経験を組織や次世代に返していきたい。

    コンサルタント

    執行理事 コンサルティング本部
    コンサルティング推進部長

    山岡 由加子
    Yukako Yamaoka

    1996年入社

    • 1996年:

      入社後、主に福祉・医療領域の官公庁・自治体向けコンサルティングに従事。
      その後、2回の産休・育休を取得

    • 2007年:

      内閣府に官民交流人事として出向

    • 2009年:

      社会経済コンサルティング部に復職

    • 2011年:

      福祉・労働領域の課長に。プレイングマネージャーとして活動

    • 2016年:

      人事部へ異動。人事制度企画やカルチャー改革などに携わる

    • 2022年:

      コンサルティング本部へ異動

    • 2023年:

      コンサルティング推進部の部長に就く

    interview. 01

    優秀な先輩達から多くを学び、自立する姿に刺激を受けた。
    コンサルティングで自分の専門領域の柱を立て、違う場で新たな経験も積む。

    これまでのキャリアを振り返ってみて印象深いのは、入社後の早い段階に出会った先輩達からの学びです。一緒に仕事をしたのは限られた期間だった方もいましたが、コンサルタントとしての業務への取り組み姿勢など大切な部分を教わりました。特に優秀な女性の先輩方からの刺激は大きく、自ら動いて提案して案件を獲得したり顧客折衝したりする強い自立した姿を見て、自分も早く一人前のコンサルタントになりたいと感じました。
    キャリアの初期の頃には次世代育成やDV・虐待などの社会的弱者対策が主な専門領域になり、次世代育成支援対策推進法の指針策定など国の重要施策に関わるコンサルティングも担当しました。

    キャリアの主軸は社会保障領域のコンサルタントですが、2007年から2年間の内閣府への出向、2016年から約6年間の人事部への異動も経験しています。コンサルタントはその専門性を高めていくことが求められますが、同時に幅広い視野や専門性の幅出しが求められる職種でもあります。私自身は、コンサルタントであると同時に、政策立案の仕組みや組織運営のことなどへの理解も持ちたいというジェネラルな志向もあったので、コンサルティングの現場から一度離れて新しい視点を得るよい機会になりました。

    interview. 02

    内閣府に出向して、国の政策立案プロセスを間近に経験。
    生涯のロールモデルにも出会う。

    官民交流人事の枠組みで内閣府に出向していた2年間は、私にとってターニングポイントになる経験だったと思います。男女共同参画局の分析官として、女性の貧困問題など省庁を横断する政策課題の検討に携わりました。我が国の政策がどのようにつくられていくのか。それを間近で知ることができたのは貴重な経験でした。また、コンサルティングは個人の力に依りがちなところがありますが、そうではなく組織で動くことによってより大きな仕事を成し遂げられると知ったことも、その後の仕事に向き合う姿勢に活きています。
    内閣府には他省庁や他企業から様々な分野の人材が集まっており、その意味でもとても刺激的。将来こうなりたいなと心から思う、生涯のロールモデルともいえるような素晴らしい方に出会えたことも、かけがえのない経験でした。

    interview. 03

    お客さまや社会に価値を創出し続ける、逞しいコンサルティング本部を目指して、
    仲間達とともに挑む。

    当社のコンサルティング本部は現在8つの部署からなり、四百数十名が所属しています。
    コンサルティングの領域は、戦略、人事・年金、サステナビリティ、デジタル、社会保障など。このコンサルティング本部全体を統括して、本部全体の戦略企画や組織開発、各現場部署の業務推進支援、〈みずほ〉各社との連携などを担当するのがコンサルティング推進部。2023年4月からこの部署の部長を務めています。
    「コンサルティング本部が、将来にわたって価値を創出する逞しい集団であり続けるように、現場部署とともに挑む」。これが、部長に就くにあたって私が考えたビジョン。当社には高い専門性を持つコンサルタントたちがいて、お客さまや社会の持続的な発展に貢献するために日々奮闘しています。そんな仲間たちが最大限の力を発揮するために、部の頼もしいメンバーたちとともに取り組む。それが、私が今一番に感じているやりがいです。

    interview. 04

    周囲や会社のサポートに恵まれたキャリアの歩み。
    経験や感謝を糧に、今度は自分が返していく番。

    私は、これまで2回産休・育休をとり、かれこれ20年あまり子育てをしながら仕事をしてきました。そのような状況を、代々の上司をはじめ職場の誰もが快く支えてくれて、とても恵まれた環境でした。改めて感謝したいと思っています。また、人事部時代には人事制度の企画にも携わりましたが、当社の育児・介護支援を含めた福利厚生制度は我が国の企業の中でもトップクラスだと感じています。

    でも、思い返すと仕事も子育てもいつも時間に追われてガムシャラに過ごす毎日だったので、余裕なく周囲に接してしまったことや、課長時代にも十分にメンバーをみれなかったことなど、反省や後悔することがたくさんあります。そんな駄目だった自分も真摯に受け止めて、感謝の気持ちを忘れずに、経験してきたことや助けてもらったことを今度は返していく番だと思っています。

    コンサルティングにせよ企画部署の仕事にせよ、率直に仕事はとても面白い、仕事を楽しむというのが信条です。困難なことも多くありますが、仕事には正解がなくて奥が深く面白い。思考と資源を総動員して考え抜くと同時に、社内外の様々な人たちと学び合いながらチャレンジできる。前向きに仕事を楽しむ気持ちを忘れずに、大切な仲間たちが思う存分活躍できる環境づくりに挑んでいこうと思っています。

    ※所属部署は取材当時のものになります。

  • システムエンジニア

    開発の第一線で培った
    経験を活かし、
    グローバルプロジェクトの
    マネジメントに携わる。

    システムエンジニア

    IT本部 プロジェクト
    デザイン事業部
    SEIBI横断開発推進PT

    野見山 詩織
    Siori Nomiyama

    2012年入社

    • 2012年:

      入社後、技術企画部に配属。 開発スキルの研修や実践開発に取り組む

    • 2013年:

      決済・チャネル系システム事業部へ異動。みずほ銀行の外為決済に関わるアプリケーション開発を担当

    • 2020年:

      プロジェクト企画部へ異動。「MINORI」関連のプロジェクト立ち上げやPMOを担当

    • 2021年:

      現在の部署へ異動。「SEIBI」プロジェクトの全体管理に携わる
      産休・育休を6ヵ月間取得

    interview. 01

    要件定義から実装、テスト、そして本番稼働まで、
    システム開発のすべてのプロセスに携わり
    経験を積んだ。

    入社して最初に配属になった技術企画部では1年間、システム開発に関する様々な研修に取り組みました。開発スキルの修得といった座学に加えて、後半はチームを組んで開発を行うなど実践的な内容で、とても充実した研修だったように思います。

    そして2年目、決済・チャネル系システム事業部へ異動。配属されて早々に、海外銀行への送金に関わるシステムを担当し、〈みずほ〉国内外の拠点毎に別々に稼働していたそのシステムを1つのシステムに統合するという大規模プロジェクトにアサインされました。要件定義から開発実装、テスト、そして稼働まで、システム開発のすべてのプロセスに携われたことは貴重な経験でしたね。その後担当した外為決済の勘定管理システムではシステム更改プロジェクトの立ち上げに関わり、スケジュールや予算の策定などプロジェクトの企画を担当しました。この部署での7年間は、システム開発の最前線に立ち、SEとしての基盤を築いた時期であり、培った経験は、現在の業務でもとても役立っています。

    interview. 02

    7年間の経験で目指したいキャリアが見えてきた。
    それがプロジェクトを俯瞰して円滑に推進していくPMOだった。

    入社8年目にプロジェクト企画部へ異動し、みずほ銀行の国内勘定系システム「MINORI」に関連したプロジェクトの立ち上げやPMO*を担当しました。

    このPMOの役割は、プロジェクト全体の企画や円滑な進行を支えること。PMOというポジションに関心を抱くようになったきっかけは、前部署で同じような業務を経験したことでした。数多くのメンバーが関わるプロジェクト全体を管理するわけですから、それは大変なこともあります。でも、プロジェクト全体を俯瞰する仕事だけにやりがいも大きい。また、現場でシステム開発するSEが効率よく快適に開発に取り組み、プロジェクトを成功へと導いていく上でもとても重要なポジションであることに気づいたのです。

    *PMO:Project Management Office

    interview. 03

    みずほ銀行の海外拠点のシステムを刷新する一大プロジェクト「SEIBI」。
    シンガポール拠点における開発プロジェクトに携わる。

    現在は、〈みずほ〉における海外拠点のシステムを全面的に刷新する一大プロジェクトである「SEIBI」の開発推進を担うプロジェクトチームに参画しています。みずほ銀行のIT部門をはじめユーザー部門や当社のシンガポール現地法人等、〈みずほ〉の各社各部門と連携して、全体の進捗管理や課題解決を図り、プロジェクトを円滑に推進していくことが私の役割。現在、シンガポール拠点における開発プロジェクトを担当しています。

    「SEIBI」は、非常に大きなグローバルプロジェクトで、国内外問わず関わる部署も数多く、全体の管理には広い視野と海外の法規制等様々な知識が要求されます。私自身、初めてチャレンジすることも多いのですが、この先のキャリアアップに向けて、かけがえのない経験を積んでいるという実感があります。

    interview. 04

    ワークライフバランスを大切にする社員が多く、
    長く安心して働き続けられる環境があると感じている。

    第一子出産のために2021年秋から6ヵ月間の産休・育休を取得しました。休暇取得前に上司からは「もっと長く休んだら?」とアドバイスがあったのですが、「SEIBI」のプロジェクトに加わってまもない時期で、なるべく早く職場に復帰したいという気持ちが強くありました。休暇中も上司やチームの仲間が業務をサポートしてくれて、気兼ねなく休むことができましたね。復帰してからは時短勤務を選択し、現在はリモートワークでの勤務が中心です。産休・育休前にマネジメント職階になりましたが、社内のチャットツールなどをフルに活用し、チームのメンバーたちとも円滑にコミュニケーションできていると感じています。

    私のように早期に職場復帰した社員を支援する制度があるなど、当社は福利厚生制度も充実しています。また、ワークライフバランスを大切にしている社員が多く、長く安心して働いていける環境があるように思います。これからもライフステージの変化にあわせながら、私らしいキャリアステップを歩んでいきたいですね。

    ※所属部署は取材当時のものになります。

  • システムエンジニア

    この会社で自分らしくいつまでも歩んでいきたい。
    そのためのベースとなるキャリアを積み上げていく。

    システムエンジニア

    IT本部 第5事業部
    第5部

    山本 優希
    Yuki Yamamoto

    2020年入社

    • 2020年:

      入社後、現在の部署に配属。自治体向けシステムの開発・保守に携わる

    interview. 01

    自治体向けシステムの開発や保守を担当。
    入社2年目から、複数のシステムを任される。

    入社以来現在の部署で自治体向けシステムの開発や保守に携わっています。1年目は研修期間が長く、プログラミングをはじめ、SEとしての基礎的なスキルをじっくりと学びました。

    自分にとって一つのターニングポイントになったと感じたのは、2年目に携わったプロジェクトです。これまでメインフレームで稼働していたシステムをクラウド環境に移行するという大規模なプロジェクトで、私は主にシステムインフラの移行に携わりました。私たちの部署はアプリケーション開発業務がメインとなりますが、このプロジェクトではシステムインフラ関連の業務にも携わることで、クラウド技術という、自分にとっての得意分野を見つけることができました。

    こうして経験を積むとともに、主担当として中小規模のプロジェクトを任されるようになりました。

    interview. 02

    プロジェクトリーダーとして、メンバーを統括。
    プロジェクト管理のみならず要件定義や設計、プログラミングまで携わる。

    現在は、貸付金の管理など自治体向けのシステムを担当しています。私が担当するプロジェクトは中小規模のものが主となるため、メンバーは主担当の私、プラス数名といったスタイルが多いですね。

    要件定義はもちろん、設計やプログラミングも自ら行うことも多いです。保守業務では、お客さまからの問い合わせや相談への対応、障害発生時の対応などが主な業務となります。保守契約の延長に向けたお客さまとの交渉など、システムの主担当として対応することも増えてきました。

    プロジェクトリーダーとして意識しているのは、常に適切な判断を行うこと。4年目ということもあって最終的な意思決定は上司に委ねる場面も多く、その際は迅速なエスカレーションを心がけています。自分なりに成長してきたという手応えはありますが、技術者としてもプロジェクトリーダーとしても学ぶべきことはまだまだ数多くあると感じています。

    interview. 03

    様々な働き方をサポートする制度も充実し、
    自分らしく長く働いていける環境がある。

    これは私が入社を決めた一番の理由でもあるのですが、気さくで穏やかな社員が多く、とても働きやすい会社だと思います。様々な働き方をサポートする制度も整っているため、私もリモートワークを取り入れながら勤務しています。産休・育休はもちろん、時短勤務などの制度も整っており、子育て中の社員なども柔軟な働き方ができているように感じます。子どもが熱を出して急に帰らなければならなくなった場合などでも、まわりの人たちがさりげなくサポートし、それを当たり前のように受け入れる雰囲気がありますね。

    私はどちらかというと、仕事一途にバリバリ働くというよりも自分のライフスタイルも大切にしたいタイプです。これから結婚や出産などを経てライフステージも変化していくと思いますが、いつまでも自分らしく長く働いていけると感じています。

    interview. 04

    クラウド技術系の資格取得にもチャレンジ。
    その先のキャリアを見据えて、SEとしてのスキルを深めていく。

    これからのキャリアステップとしては、もう何年かは現在の部署でシステム開発やマネジメントの経験を積みたいと思っています。その次のステップとして、先端技術に関わる部署に異動して、クラウド技術やモダン開発、アジャイル開発の実務経験を積みたいです。そして、できればまた現在の部署に戻り、それまでの経験を活かしてアプリケーションアーキテクトとしてのキャリアを拓いていきたいですね。若いうちにSEとしての基礎を固め、その先はライフステージに合わせて柔軟に仕事と向き合っていこうと考えています。

    新しいスキルへのチャレンジは、SEとして成長していくために大切で、日々技術に関する勉強にも積極的に取り組んでいます。今年はクラウド技術に関する資格を新たに取得することを目標にしています。また、社内で開催されるAI関連のコンテストにも参加するなど、技術や知識の幅を広げる活動もしています。社員の成長をサポートする研修制度などが充実していることも、当社で働く魅力の一つだと感じています。

    ※所属部署は取材当時のものになります。

  • コンサルタント
  • システム
    エンジニア①
  • システム
    エンジニア②

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