法人向けシステムの開発から、グローバルなフィールドへ。自らの手でキャリアを切り開いてきた大釜の活躍を紹介します。

  1. 入社1年目

    社会インフラを支える責任を実感。
    お客さまから信頼されるファーストコールへ。

    入社から約6年間、一般企業向けの給与計算アウトソーシングサービスの新規導入、保守・運用を担当しました。新規導入では、お客さまの給与規定からパッケージ設計を行い、開発、データ移行、導入までを幅広く担当。保守・運用については、操作方法の説明から、社会保険や所得税に関する照会、給与規定の変更に伴う様々な開発に携わりました。給与計算サービスは、お客さま企業の社員、ひいてはその先にある家族の生活にまで影響する重要な社会インフラです。その責任ある仕事に長らく関わることができたことは、非常にやりがいがあり、充実した経験となりました。特に印象的だったのは、個別のロジックに基づいた給与計算をゼロから構築した案件です。前例がなく初めての経験。過去に似た事例がないか、応用できる部分はないかと、関係各所を飛ぶように聞いて回りました。1円でも計算を間違えてはいけないという強い責任感のもと、わからないこと、疑問があれば、徹底的に確認をし、一つひとつ課題を解決していきました。照会いただいた内容に対して、可能な限り早く、かつ正確にお答えすることで、信頼されるファーストコールの担当者になりたいと思っていました。部署を異動する際、多くのお客さまから感謝のお言葉をいただけたときには、それを実感できましたし、非常に嬉しかったです。

  2. 入社7年目

    ロンドンでの大きなチャレンジ。難しさの中に
    やりがいを見出し、自身の活躍の場を広げていく。

    入社7年目の秋、みずほ銀行のグローバルプロダクツ業務部へトレーニーとして異動し、キャッシュマネジメントシステム(CMS)の担当としてロンドン支店に駐在し、欧州拠点のミドルオフィスをサポートしました。現地では、CMSの仕様確認や他行との送金テスト、お客さまからの照会対応など、幅広い業務を経験しました。入社5年目に人事部の研修でマレーシアに赴き、現地企業に対するITコンサルティングを経験したことがありましたが、ロンドンでの業務は、初めて触れる銀行業務の難しさや、それを英語でコミュニケーションをとることに苦労し、配属当初は悔しい日々を過ごしました。それでも、現地で一番の有識者になることを目指し、日々の業務を主体的に取り組み、知見と自信を身につけていきました。半年が経つ頃には、できる領域もどんどん広がり、多くの仕事を任せてもらえるようになりました。現地のスタッフから認知され、新規案件の立ち上げの際に直接声をかけてもらったときは非常に嬉しかったです。期待に応え、様々な分野で活躍できることに面白さとやりがいを感じました。

  3. 入社8年目

    キャリアの高まりとともに実感する、自身の役割。
    リーダーシップを発揮し、信頼を得る。

    海外トレーニーを終え、みずほ銀行が業務効率化を目的に推進する海外支店向け稟議回付システムのプロジェクトマネージャーを務めました。みずほ銀行の担当者とともに、システムの要件定義や開発、テスト、導入などを実施。加えて、お客さまとの折衝や進捗管理、現場管理など、幅広い業務を任せてもらいました。海外拠点は、地域ごとに組織体制や業務フローが異なる上に、法律や慣例の違いもあり、それらが大きな壁となりました。そういったなかでも粘り強く検討し、現地への説明を行い、実装に結びついた瞬間は、大きな手応えを感じました。また、プロジェクトマネージャーとして現場管理を担った経験からも多くの学びと成長がありました。全拠点の業務を俯瞰して捉える視点、判断力、そして何よりも私自身がプロジェクトを前進させるというリーダーシップは、特に意識をした部分です。メンバーの状態を的確に把握し、適宜フォローを行うなど、積極的に取り組むことができたと思います。そうしてメンバー一丸となって、プロジェクトを成功に導けた経験は、私のキャリアのなかでも大きな財産となりました。

入社10年目~現在

やりたいと思えることとの出会い。
お客さまの一番近くで、
ソリューションを提供していく。

現在は、製造業向けのITコンサルティングに従事しており、お客さまとともに経営戦略やIT戦略の検討・策定を行い、IT導入を支援しています。これまでの経験の中で感じたのは、お客さまに一番近い立場で、一緒に考え、課題解決をしていきたいということ。今の業務はお客さまの経営層や現場へのヒアリングを通じて、会社としてのあるべき姿の明確化やアプローチ方法の策定等、非常にお客さまと近しい立場にあり、自身のキャリア志向を叶えることができたと思っています。
一番やりがいを感じるのは、お客さまと一緒にプロジェクトを推進し、一体感を持って仕事ができることです。現場のプロと対話を重ね、課題を引き出す。さらには、お客さまが持つ潜在的な課題を抽出し、解決策を導く。共創していくことで、大きなエネルギーが生まれ、より良いソリューション提供へとつながっていると実感があります。まだまだ知識も経験も十分とは言えないですが、さらに挑戦を続け、経験を重ねることで、常にお客さまの期待を超えるソリューションを提供できるよう、努めていきたいです。

※所属部署は取材当時のものになります。